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施工後の「こんなはずじゃなかった!」を解消する「3Dイメージパース」のお話

2022年3月22日

 

通常、外構・エクステリア工事でお客様にお見せする「平面の設計図」は、施工後のイメージがしにくく、施工後の仕上がりと異なるのでは?という印象を持ってしまうお客様もいらっしゃいます。とかく外構・エクステリア工事は、住んでいる方だけでなく通りすがりの人や近所の知人の目にも触れやすいため、誰しも満足のいく仕上がりを実現したいものです。

そんな時には、「3Dイメージパース」で施工後の印象を確認することが大切です。3Dイメージパースであれば、例え施工前の段階であっても、完成後のイメージをより「リアルな形」で知ることができます。今回は、私たち花鳥風月でも取り入れている3Dイメージパースについて紹介します。

 

■3Dイメージパースとは何か

 

 

花鳥風月では、お客様の希望に合った外構・エクステリアを完成させるために、施工の前に3Dイメージパースを作成し、お見積りやご相談の際にお客様にお見せしています。3Dイメージパースを使うことで、お客様の持つイメージと実際の仕上がりを事前にすり合わせることが可能となり、工事におけるリスク回避に役立ちます。

 

・パースとは完成予想図のこと

 

3Dイメージパースの「パース」とは、完成予想図のことです。建物や外構の設計では、その高さや広さ、大きさを視覚的に表現するために、平面図や立面図、配置図などの図面を作ります。その図を元に工事が行われるのですが、当然、お客様である施主様が納得できる作りであることが必要です。

しかし、仕上がりを上から見た図や横から見た図だけでは、全体のイメージが掴みにくく、お客様が思っていたのとは違うものになってしまうことがあります。

 

・パース図と平面図の違い

 

平面図は敷地内の様子を真上から見た図面で、建物や塀、樹木や構造物の配置が描かれています。設計の基本の図面であり、横から見た様子や壁の色などは分かりにくく、導線や広さのイメージは確認しやすくなっていますが、専門家ではない方々にとってここから完成像を読み取るのはまさに至難の業でしょう。

3Dイメージパースは、その名の通り「立体的な完成イメージ図」です。 CAD(キャド)という専用PCソフトで描いたものや手書きのものなどがあり、構造物や樹木の色やデザイン、種類なども表現できます。

 

・3Dで立体的なイメージを描ける

 

3Dイメージパースは、立体的でよりリアルなイメージを描くために役立つ図面です。特に、お客様がイメージを膨らませる助けとなります。

平面図でも上から見た全体の広さのほか、建物や構造物の高さなども数字で知ることはできます。また、立面図で別途、高さを視覚的に確認することも可能です。しかし、それらの図や数字を組み合わせ、頭の中で完成図を思い浮かべるのは簡単ではありません。そこで、3Dイメージパースの出番です。

3Dイメージパースであれば、こうした図面や数値を全て反映した立体的なイメージを見せることができます。 使用するCADソフトの種類によっては、施工後の様子を「VR」(ヴァーチャル・リアリティ)で縦横無尽に見渡すことだってできちゃうスグレモノ!なのです。

 

■3Dイメージパースでできること

 

3Dイメージパースがあると、外構・エクステリア工事の仕上がりの満足度が違います。もしあなたがこれから「外構・エクステリア工事」を依頼しようと考えているなら、事前に「3Dイメージパースがあることで可能となること」を把握しておけば、パースのチェックをする際の参考になるはずです。

 

・全体の統一感があるかチェックできる

 

3Dイメージパースでは、全体の雰囲気を見ることができ、統一感があるかをチェックできます。建物とお庭、建物と玄関などが美しく統一されているか、一目でバランスを見ることが可能です。

外構・エクステリア工事は、それが「付随する建物のイメージを大きく変える影響力」を持っています。そのため、外構・エクステリアのデザインは、建物とのバランスを考えて選ぶことが大切です。

 

・実際の構造物のイメージが完成前にわかる

 

外構工事では、ウッドデッキやポーチ、塀や階段など、カタログだけでは想像しにくく、その家の立地や広さに合わせて独自の形状にしなければいけない構造物も多いものです。そうした構造物も、3Dイメージパースであれば、作る前にイメージを明確にして、色やデザインなどを選ぶことが可能となります。

色や柄が気に入った建材でも、実際に自宅に設置したらイメージと違った…ということもあります。また、デッキなどの広い範囲に使うことで、カタログで見た印象とは違ってしまうこともあるものです。こうしたミスマッチを防ぐためには、実際に構造物を置いた時のイメージを3Dでイメージすることが重要なのです。

 

・エクステリア同士のバランスを確認できる

 

外構・エクステリアの追加工事では、既存の構造物との相性や設置する構造物同士のバランスなども大切になります。バランスが悪いと、統一感のない印象を与え、庭や玄関などが落ち着きのない空間になってしまうかもしれません。

3Dイメージパースを使うと、それぞれのエクステリア同士の相性やバランスも分かり、美しい組み合わせを選ぶことができます。塀や門柱、カーポートなど高さのある構造物のバランスなどは、平面図では分かりにくいため、パースでの確認がおすすめです。

 

お庭や玄関を思い通りに仕上げるためのポイント

 

 

お庭や玄関ポーチ、カーポートなどを思い通りに仕上げるためには、押さえておきたい大切なポイントがあります。外構・エクステリアは、通行人や近所の人にも見られる可能性が高く、街並みにも影響を与えるものです。思い通り、満足いく仕上がりにして、自慢の外観を楽しみましょう。

 

・見積りで3Dイメージパースを作成している花鳥風月に相談する

 

外構・エクステリアの工事を依頼する時には、見積もりの段階でパース図を使用した提案、説明を行っている花鳥風月に相談してみることをオススメします!

私たち花鳥風月をはじめ、外構・エクステリア施工業者にはそれぞれに得意とする「コンセプト」がありますが、「好みに合わないコンセプトの施工業者」と出会ってしまうと、「こんなはずじゃなかった」と満足度が低くなる恐れがあります。そのため、できるだけリアルな仕上がりを見て、慎重に選びたいですよね?

また、3Dイメージパースは専用のソフトをはじめ、さまざまな機材や技術が必要となるため、施工業者によっては「作れない」ということもあります。(中にはパース制作を外部に依頼している所も!)3Dイメージパースが作れるソフトや人員の備えがあるということは、業者の実績や規模が安定していることの指標にもなるでしょう。

 

・言葉で言えないイメージは雑誌や写真などで伝える

 

例え3Dイメージパースを自前で用意できる施工業者に依頼する際にも、仕上がりの希望をしっかり反映させるためにはお客様からのヒアリングが欠かせません。どのような仕上がりにしたいか、口頭で伝えるとともに、言葉で伝わりにくいと感じた場合には、雑誌や写真などもご提示いただくことをおすすめします。

ガーデニング雑誌やエクステリアのインターネットなどでも画像は探せるので、好みに近いと感じるものを選んでみましょう。その後は写真のイメージを元にしつつ、相談しながらお客様独自の要望を取り入れていくことができます。

 

・外からの印象と内側からの印象を両方チェックする

 

外構・エクステリアの仕上がりをイメージ通りにするためには、「外から見た印象」だけでなく「内側から見た印象」の両方に目を光らせることが大切です。

外側の印象はその家のイメージを作り、通りすがりの人などに気持ちのいい印象を残します。反対に、なかなか目が行かない部分ですが、実際にガーデニングを楽しんだり窓からの景色を眺めたりした時の「内側からの印象」はその家の暮らしやすさにつながるだけでなく、施工主の「印象」を大きく左右します。どちらも慎重にチェックすることによって、より快適で満足度の高い仕上がりが得られるでしょう。

 

花鳥風月は契約前に3Dイメージパースでご提案

 

 

花鳥風月では、ご契約前の見積もりの段階で3Dイメージパースによる設計のご提示を行っております。大切な外観をお客様の思い通りの仕上がりにするため、3Dイメージパースを使いながらイメージを掴んでいただき、十分に納得いただいてからのご契約となります。より「リアルなイメージ」をご覧いただけるため、後々のミスマッチを防げます。

 

まとめ

 

外構・エクステリア工事では、仕上がりまで実際のイメージがわきにくい構造物も多いため、仕上がりに不満を感じることもあります。仕上がりの不満を防ぐためには、よりリアルでイメージが想像しやすい3Dイメージパースを利用できる施工業者を選ぶことが大切です。本物のような仕上がり図を見ながら、色やデザイン、高さや大きさなどを選ぶこともできるので、希望通りの仕上がりが期待できるでしょう。

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